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黒川 清 著 規制の虜 グループシンクが日本を滅ぼす

2012年国会に提出された報告書では、福島第一原発事故地震津波による自然災害ではなく、「規制の虜」に陥った「人災」であると明確に結論付けられている。「規制の虜」とは、規制する側(原子力安全保安院原子力安全委員会)が、規制される側(東京電力等の電力会社)に取り込まれ、本来の役割を果たさなくなってしまうこと。日本は、IAEAの指摘する「深層防護」をしていなかったことは、国内外の関係者の間では広く知られているし、今もってその備えのない原発が幾つもあることも指摘されている。国会事故調査委員会は、7つの提言をしているが、殆ど手付かずのままである。