竹中裕行著 ミドリムシの仲間がつくる地球環境と健康 シアノバクテリア・緑藻・ユーグレナたちのパワー

 「藻類」とは、酸素を発生する光合成を行うすべての真核生物の中から、陸上の大型植物(種子植物、シダ植物、コケ植物)を除いた残りすべての生物を指します。そして、藻類の中の単細胞生物を基本的にマイクロアルジェとしています。

 地球温暖化オゾン層の破壊、大気汚染、エネルギー資源、農業・水産資源、宇宙開発など、21世紀のさまざまな問題に対してマイクロアルジェを利用した対策が進められている。

 ・イシクラゲセシウムを吸収・蓄積することが確認された

 ・プレウロクリシスの抽出物には最悪の耐性菌MRSAへの抗菌効果あると報告された

 ・葛仙米(シアノバクテリア)から紫外線吸収物質がみつかった