藤井厳喜著 太平洋戦争の大嘘

 ルーズベルト元大統領の三つの大罪

①日米戦争は、時のアメリカ大統領フランクリン・ルーズベルトが日本に向けて仕掛けたものであり、日本の侵略が原因ではなかった

②1941年の日米交渉では、ルーズベルトは日本側の妥協を受け入れる意図は初めから全くなかった

アメリカは1945年に原爆を投下せずに日本を降伏させることができた

 

 ルーズベルトの前の大統領、第31代のアメリカ大統領を務めたハーバート・フーヴァーは、「フリーダム・ビトレイド(Freedom Betrayed)」を著した。

 「本当の事が書いてあるから」「知られてしまうとまずいことが書いてあるから」出版されたのは2011年(邦訳は2017年)だった。

 1941年7月にアメリカは日本に経済制裁をするが「日本に対する宣戦布告なき戦争であった」と書いている。

 フーヴァーは1946年5月来日しマッカーサーと会談している。その際フーヴァーは「経済制裁は殺戮と破壊以外のすべての戦争行為を実現するものであり、いかなる国といえども、品格を重んじる国であれば、我慢できることではなかった」と述べたがマッカーサーも同意した。