辻 直樹著 なぜ水素で細胞から若返るのか 抗酸化作用とアンチエイジング
水素は決して万能薬ではなく、その効能は唯一、身体を衰えさせる悪玉活性酸素を除去することだけである。しかし、酸化を防ぐことは、私たちの身体の中で起こる不調や老化の根本原因を断ち切る唯一無二の方法である。
最高の「クオリティ・オブ・デス」を迎えるために、まずは身体"毒を貯め込まない生活”を心がけることが重要だ。
井沢 元彦著 逆説の日本史
仏教伝来依然、日本人にとって、「遺体を焼く」ことはむしろ冒涜であったが、持統天皇が「今後天皇は仏教式に火葬すべし」という命令を下した。その目的は「死穢」にまみれた都を捨てるとい習慣を、仏教式の火葬という葬礼を取り入れることにより変えることであった。この時代から藤原京という中国風の固定した首都が初めて日本の歴史に登場した。
家康は、天海僧正のアイデアで、生前に宣言して自ら神となった。
家康は、権現様であり、朝廷に奏請して東照大権現という神号を賜った。「東照」は普通に読めば「とうしょう」だが、大和言葉で読めば「アズマテラス」である。これは天照大神つまり「アマテラス」の子孫であった天皇家がこれまで治めていたが、今後は「アズマテラス」の子孫である徳川将軍家治めていく、ということであった。
杉山徹宗著 騙しの交渉術
元米海軍の少佐で退役後、トリビユーン紙の記者になったロバート・スティネット氏が真珠湾事件の真相を暴くべく17年間にわたって米国立公文書館の膨大な資料を調査し、さらに事件に関与した多くの関係者たちにインタビューや書簡のやりとりを重ねて疑問点の解明につとめ、パールハーバー事件がローズヴェルトをはじめとする米国政権担当者による謀略であったことを立証できたとして「真珠湾の真実」を2000年に出版している。彼は、米国が日本を騙したことは間違っていないと明言している。彼が言いたかったのは、事前の暗号解読によって日本軍の攻撃がわかっていたのであるから、当然ハワイに連絡すべきであった。そうすることによって準備を整えた米軍をミディアム、日本の起動部隊は攻撃を中止してUターンをした可能性が強く、そうすれば数千人の米国人犠牲者はでなかったかも知れないし、その後の5年間にわたる日米戦争も生起せず、日米数百万の犠牲者も出ることはなかったと主張している。