2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

辻 直樹著  なぜ水素で細胞から若返るのか 抗酸化作用とアンチエイジング 

水素は決して万能薬ではなく、その効能は唯一、身体を衰えさせる悪玉活性酸素を除去することだけである。しかし、酸化を防ぐことは、私たちの身体の中で起こる不調や老化の根本原因を断ち切る唯一無二の方法である。 最高の「クオリティ・オブ・デス」を迎え…

佐藤 優著 君たちが知っておくべきこと 未来のエリートとの対話

内閣官房副長官補の兼原信克氏は、自分が書いた「戦略外交原論」を教科書にして早稲田大学で講義しているが、間違いだらけ。日本の外交や知性の弱さに繫がっているのでは。 ホルムズ海峡が封鎖されるという集団的自衛権をめぐる完全に頓珍漢な議論。国際航路…

井沢 元彦著 逆説の日本史

仏教伝来依然、日本人にとって、「遺体を焼く」ことはむしろ冒涜であったが、持統天皇が「今後天皇は仏教式に火葬すべし」という命令を下した。その目的は「死穢」にまみれた都を捨てるとい習慣を、仏教式の火葬という葬礼を取り入れることにより変えること…

ニコラス・P・マネー著  微生物 - 目に見えない支配者たち

私たちの体は約40兆個の細胞で構成されているばかりではなく、100兆個のバクテリアを主に腸内に含んでいる。加えて、1000兆個のウイルスも体内に存在しているのだ。このほかにアーキアや真菌類、そのほかの真核微生物も体の中で生息している。これ…

NHK取材班 ゲノム編集の衝撃

農林水産省はOECDを通じてゲノム編集による作物等の開発状況を確認しはじめている。しかし中国は加盟していない。ゲノム編集は生物兵器の製造にも応用することができる。

スティーブン・M・ドルーカー 著  遺伝子組み換えのねじ曲げられた真実 私たちはどのように騙されてきたのか?

遺伝子組み換え食品の商品化は、米国食品医薬品局の腐敗によるお粗末な判断で実現した。科学界の主流派が巨大な多国籍企業と協力し、政府の役人も取り込んだ。ノーベル賞受賞者のジョージ・ウオルドは、「組み換えDNA技術はわたしたちの社会に科学史上だけで…