橋本治著 国家を考えてみよう

憲法は最高法規であり「法的安定性は関係ない」と首相補佐官が発言したが、それ自体が憲法98条違反である。自由民主党憲法改正草案の問題点のひとつに、97条の削除がある。又、基本的人権を規制する可能性のある条文は、あってはならない。参政権を与えられるということは、政治に参加する義務を与えられたことで、「自分達がこの政治を支えていかなければならない」ということを自覚させられることだ。18歳までに是非読んで欲しい本。